Introduction
1.1 はじめに
このドキュメントは、Rake について書かれています。Rake はシンプルな ruby ビルドプログラムで make とよく似た機能を持っています。
Rake には以下の特徴があります。
- Rakefile(Makefile の rake 版)は、ごくふつうの Ruby の構文で記述されます。XML ファイルの編集は必要ありません。奇妙な Makefile の構文も必要ありません。(タブですか?スペースですか?)
- ユーザは前提条件でタスクを定義することが出来ます。
- 暗黙のタスクに対応する、ルールパターンを採用しています。
- 柔軟なファイルリストは、配列のように振る舞いますが、ファイル名やパスを扱う仕組みも用意されています。
- ビルド作業を簡単にする、ライブラリが用意されています。
1.2 ダウンロード
以下で、最新バージョンの rake を入手できます。
1.4 Test Suite の実行
Rake を使って、単体テストと機能テストを実施する場合は、
- プロジェクトのトップディレクトリへ移動して、
- 以下のいずれかを実行します。
rake # rake コマンド使用できる場合 ruby -Ilib bin/rake # rake コマンドが使用できない場合
1.5 オンライン情報
Rake リファレンス
- Rake Documentation Home: http://docs.rubyrake.org
- Rake Project Page: http://rubyforge.org/projects/rake
- Rake API Documents: http://rake.rubyforge.org
Rake に関する記事やプレゼンテーション
- Jim Weirich’s 2003 RubyConf presentation: http://onestepback.org/articles/buildingwithrake/
- Martin Fowler’s article on Rake: http://martinfowler.com/articles/rake.html
Keyword(s):
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